イズニク陶器 İznik ware

Ceramic mosque lamp © Trustees of the British Museum http://www.britishmuseum.org/explore/online...

Ceramic mosque lamp

© Trustees of the British Museum

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セリム2世の霊廟の彩釉タイル板 Panneau du mausolée de Selim II © 2004 RMN / Jean-Gilles Berizzi http://www.louvre.fr/jp/oeu... http://cartelfr.louvre.fr/cartelf...

セリム2世の霊廟の彩釉タイル板

Panneau du mausolée de Selim II

© 2004 RMN / Jean-Gilles Berizzi

http://www.louvre.fr/jp/oeu…
http://cartelfr.louvre.fr/cartelf…

制作地 時代 彩画/色彩
イズニク(トルコ) 15-17世紀 植物(花)/単色→多色
特徴など
15世紀頃より前述のブルー・アンド・ホワイトが生産され、その後青緑色(トルコ青)、緑、紫、黒と色彩の数を増やしてゆく。16世紀半には、イズニク陶器最大の特徴である独特の赤色(トマト赤、サンゴ赤ないしアルメニア赤)が現れるが、これには鉄分を多く含む珪石の粉が使われた。サーズ(細長い葉)、ハターイー(羽毛状の花弁がザクロの実のように集まった架空の花)、カーネーション、チューリップ、バラ、スミレ、ヒヤシンス等の花の描写が特徴的*17



*17 桝屋友子「イズニク陶器」『岩波イスラーム辞典』、桝屋友子『すぐわかるイスラームの美術』東京美術、2009年、85, 117頁、岡野 智彦、高橋 忠久『タイルの美Ⅱ イスラーム編』TOTO出版、1994、128-30,146-49,154-55頁、世界のタイル博物館編『世界の装飾タイル』青幻舎、2007年、67頁