クルアーン(コーラン)の第3章3節に
そしてまた、タウラー(トーラー)とインジール(福音書)を下し給うた
とあり、イーサー(イエス)に福音書が下されたということはイスラームの教義に含まれます。
クルアーンの中で、イエスの使命は
以前の律法の真実性を証し、以前に禁じられていた一部の(規定)を許す(第3章50節)*1
ことであったとされ、当時、キリスト教の規定がユダヤ教のそれに比べて緩やかだったことの理由が説明されています。
(K.S.)
*1 ↑
وَمُصَدِّقًا لِمَا بَيْنَ يَدَيَّ مِنَ التَّوْرَاةِ وَلِأُحِلَّ لَكُمْ بَعْضَ الَّذِي حُرِّمَ عَلَيْكُمْ وَجِئْتُكُمْ بِآيَةٍ مِنْ رَبِّكُمْ فَاتَّقُوا اللَّهَ وَأَطِيعُونِ (آل عمران، 50)