クルアーン(コーラン)とは

 クルアーンとは、イスラームの経典のことです。昔は日本ではコーランと呼ばれていました。最近ではアラビア語に近いクルアーンという表記が少しずつ一般的になりつつあります。

 クルアーンは言語上は「読誦」という意味を持ちます。「まことにその収集とそのクルアーン(読誦)は、我らの務めである。それゆえ、我らがそれを読み聞かせた時にはそのクルアーン(読誦)に従え」(クルアーン75章17-18節)という用例に示されているとおりです*1

 従って、クルアーンとは日本語では「読誦されるべきもの」といった意味になります。

(K.S.)


*1

أما لفظ القرآن فهو في اللغة مصدر مرادف للقراءة، و منه قوله تعالى (( إِنَّ عَلَيْنَا جَمْعَهُ وَقُرْآنَهُ فَإِذَا قَرَأْنَاهُ فَاتَّبِعْ قُرْآنَهُ )) [القيامة: 17-18]. محمد عبد العظيم الزرقاني، مناهل العرفان في علوم القرآن، دار قتيبة، ج1، ص 26.