制作地 | 時代 | 彩画/色彩 |
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エジプトか | 12世紀頃 | |
特徴など ただし、分類上はやはり陶器にとどまり、「硬く、軽く、薄くたたけばチンチンと涼やかな音のする中国の磁器」*8の特徴を兼ね備えることはなかった。なお、中国では染付に必要な酸化コバルトが不足したため、元代には「回青」と呼ばれるペルシア産のものが盛んに輸入された*9。 |
*7 ↑ 阿部克彦「陶器」『岩波イスラーム辞典』、桝屋友子「陶器」『新イスラム事典』、桝屋友子『すぐわかるイスラームの美術』東京美術、2009年、112-13頁。
*8 ↑ 三杉隆敏『「元の染付」海を渡る 世界に拡がる焼物文化』農文協、2004年、130頁。
*9 ↑ 三杉隆敏『「元の染付」海を渡る 世界に拡がる焼物文化』農文協、2004年、110-11頁。