制作地 | 時代 | 彩画 / 色彩 |
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イラン、シリア | 12世紀 | 動物や鳥/多色 |
特徴など: 「深い刻線で図柄が描かれ,多色釉で着彩された,12世紀ペルシアの陶器をさす現代の俗称」。ラカビーとは“施釉の”を意味するペルシア語lo‘ābīの転訛であるらしい*10。様々な色の釉薬が混じり合わないように、各色の境界線が深い刻線あるいは盛り線によって区分けされている*11。壺のように垂直面があると釉薬が垂れて混じり合ってしまうため、平皿が一般的。 |
*10 ↑ 桝屋友子「ラカビー陶器」『岩波イスラーム辞典』
*11 ↑ http://www.discoverislamicart.org/database_item.php?id=object;ISL;uk;Mus01;14;en